ウーゼドム・ミステリー
エピソード4
裁かれざる過去
カーリンの孫のゾフィーは、
カーリンの家に滞在していた。
ゾフィーは最近
ポーランドからきた
ジャッキーという少年と
付き合っていた。
夜の港でのパーティーに、
ゾフィーは、カーリンや
親に内緒でジャッキーと
共に参加していた。
ところが、昨夜ゾフィーたちが
パーティーしていたところに
あった、青少年支援団体が
所有する船で火災が発生した。
火災により、ホームレスの
女性ニーマンが大火傷を負い、
重体になってしまう。
警察は、現場にいた
身寄りのない
少女シモーネを疑う。
彼女は頑なに何も話して
くれない。恵まれない
家庭に育ったことで
頑固でいじっぱりらしい。
火災にあった船は、
１０年前に衝突事故を
起こした船であり、
それをグロートが
（支援団体代表）
購入していた。
グロートと友人は、
少年少女の更生
プログラムのために
その船を利用していた。
犯罪歴のあるもの、
孤児なども助けて
いるらしい。
カーリンは、ジャッキーを
見た時に、１０年前の
船の衝突事故の事を調べる。
当時カーリンは
担当検事だったのだ。
その船は「ビーチガール」
と言われていた。
カーリンは、ジャッキーが
１０年前の衝突事故で
両親を亡くした少年である
事を調べあげた。
少年は当時ヤコブと
呼ばれていた。
カーリンは、彼と
付き合っていた
ゾフィーに、彼の
いどころを聞くが
ゾフィーは知らないと
言い張る。
カーリンは今回の火災は
ジャッキーの復讐では
ないかと思っているのだ。
カーリンは、元海軍大佐
クラース・ワンホフ
（カーリン夫の友人）を尋ねる。
彼は以前「ビーチガール」
の所有者だったのだ。
ワンホフの過失により、
１０年前の衝突事故は
起きてしまった。
（本人は濃霧のせいだと言っている）
その事を隠蔽するために、
カーリンの夫に
１０万ユーロを握らせて
口を塞いだのだ。
一方、ユリアは
グロートが問題のある
子供たちをポーランドに
送っている事を知る。
ジャッキーもそのリストに
含まれていたのだ。
彼は事故で親を亡くし、
里親の元を転々として
一年前に、ユース
センターに入って
贈られてきたのだ
ところで、シモーネが
引っかかる事を
ユリアに告げた。
更生プログラムとか
言うけど、グロートは
あの仕事によって
大金持ちになって
高い車を乗り
回していると。
彼女は、ジャッキーを
好きならしく、自分が
犯人であるような事を
言い出す。
ゾフィーはジャッキーに
連絡を取ろうとするが、
携帯は繋がらない。
焦るゾフィーは、荷物を
集めて、何とかして
ジャッキーに会いに
行こうとバスに乗る
その事を知った
カーリンは後をつけて、
バスに追いつき、
ゾフィーを降ろさせる。
カーリンはジャッキーの
居場所を突き止め、
後をつける。
何とか彼に追いつき、
ワンホフに会いに行き
話をしましょう？と
優しく促す。
ワンホフの元へつく
大きくなったヤコブ
（ジャッキー）
を見て驚くワンホフ。
仕方なく、カーリンと
ジャッキーに真実を話す。
10年前、彼は酒を
飲むために、運転席を
離れていたと言う。
濃霧のせいでは
なかったのである。
ジャッキーはいつのまにか
ピストルを持っていて
ワンホフにむけていた。
発砲したが、最初から弾は
入っていなかった。
その後、カーリンと
ジャッキーは海に行き、
彼が持っていたピストルを
カーリンは海に投げる。
カーリンは、
ジャッキーに
あなたの気持ちは
わかると慰めていた。
一方、ユリアは
グロートたちに
あからさまに嫌味を言う。
政府から5000ユーロも
お金をもらい、
ポーランドの里親には
500ユーロ払うだけ。
おかげで、ジャッキーは
学校にも行かせてもらえず
カウンセリングも
受けていない！
あなただちだけ
ボロ儲けじゃないの！と。
事実を知った検事は
彼らの施設に調査が
入る事を伝える。
（グロートたちは恵まれない
少年少女をポーランドに
送り、大金を得ていた。
更生などしていなかった）
拘束されていたシモーネが
警察署から出てくる。
ジャッキーに「罪を
償いながら資格を
取るわ！」と話す。
ところでユリアと
カーリンは、ユルゲンが
隠していた大金を
どうしようかと
思っていた。
その結果、今回の火災で
大火傷を負って、
入院している
ホームレスの女性に
プレゼントしようと
言うことになる。
（ある慈善団体からの者
と名乗って）
ところで、ジャッキーは
ワインにガソリンを入れて
それを船に投げつけたが、
そのワインはゾフィーが
飲んだものだった。
ユリアはゾフィーが
犯行には関わらないものの、
ジャッキーには関わって
いた事を知った。
それでも彼女を咎めずに、
ワインのボトルを
処分するのだった。
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