ウーゼドム・ミステリー
（エピソード6）
母と娘の別離
警察を辞めたユリア。
家族には、ポーランドで
ゆっくり骨休めをしてくると
言っていたらしい。
ところが、骨休めどころか
ポーランドで、またまた
危険なことを行っている。
一方、ウーゼドムには
ユリアの後任に
エレナが赴任してきた。
ユリアが行方不明と
ステファンに聞いて
カーリンも気掛かりになる。
知り合いの家に行くと、
スーパーで会ったユリアに
自分の息子の捜査を
たのんだと聞いて
驚くカーリン。
その人の息子ルッツは、
バイククラブの
会長のロニーのところで
働いていた。ロニーと
ルッツの母は知り合い
なので勤めているらしい。
（ルッツは気難しい上に、
まともに働かない若者らしい）
息子はポーランドに
いるのではないか？と
母親は言うのだ。
仕事の関係で、ルッツは
月に一度はまとめて、酒や
つまみをポーランドまで
購入に行くからだ。
カーリンは、ルッツが
務めるバイククラブ
とやらに行ってみる。
オーナーのロニーの話では、
ルッツはお金を持って
ポーランドへ行ったきり、
行方不明だと言う。
そして最近、ユリアに
同じことを聞かれたと言う。
カーリンは、たまたま
そこでロニーに雇われている
税理士メルクとも話をする。
彼が言うにはロニーの
ところは、あくまで
ポーランド側の下請けらしい。
司法の目を潜って、
違法薬物なども仕入れてきて
ドイツでさばいて、わずかな
利益にしているらしい。
（ロニーは表向きはシユチェチンの
ホワイト・イーグルスと
対等に組んで仕事している
と主張している）
ユリアの夫フィリップと
カーリンはポーランドに
ユリアを探しに行く事にした
その頃ユリアは、ポーランド
の狩猟小屋で、ルッツの
仲間カロルに見張られ、
足も怪我していた。
一方、ウーゼドムの方では
港に遺体が上がり、
大騒ぎになる。
無惨に手足を切られていて
遺体で発見されたのは、
ルッツだった。
エレナは、ロニーに
ルッツの遺体のことを話し、
彼の様子を探る。
ポーランドのユリアが
止まっていた宿の近くの
売春宿で掃除している
ミレナ。
ルッツのパソコンには
（ユリアが持っていて
宿において行った）
彼女がルッツに強姦されて
いる様子が写っていた。
彼女は、リトアニア国境
近くの村に住んでいる。
ミレナは仕事を求めて
ポーランドに来ているが、
友人のオレグに仕事のことで
世話になったそう。
（オルガはバイククラブの
ポーランド側のメンバー）
オルガのおかげで、
ルッツからの被害は
一度だけで済んだらしい。
（二度目はオルガが止めてくれた）
バイククラブのメンバーは
ポーランドのこの売春宿を
訪れるらしい。
意識も朦朧とした
状態のユリア。
自分を見張るオルガに、
娘と連絡をとらせて
欲しいと頼む。
（オルガはミルナの友人）
ユリアは「あなたは私の
宝物だから……」
などと言うのだった。
＃ユリアはルッツを逮捕して
警察に戻りたかったらしい
ウーゼドムでは、ルッツが
載っていたらしい
車が発見された。
大量のお酒を、
積んでいたようだが、
全て無くなっていた。
ロニーは、ルッツが無惨な
亡くなり方をしたことが
引っかかっている。
もしかして、と思い
ポーランドの仕事仲間の
カロルに連絡してみる。
カロルは、ロニーたちを
見下すようなことを話す。
（ドイツ側のバイククラブと
ポーランド側のメンバーには
確執がある）
やっとのことで、
ステファンたちは
ユリアが囚われている
小屋にやってきた。
ところが、警察が
ステファンたちを止める。
アジトの中にはカロルがいて
逮捕された。オレグの
遺体も転がっていた。
エレナから、「ユリアは
ここにはいないから、
あとは任せて！」と
いわれるカーリンたち。
さらに、エレナから
「ユリアが追っていた
ルッツの遺体が、
ウーゼドムの港に
上がったから！」とも
言われて、カーリンと
ステファンは足がすくむ。
カーリンは、ポーランドで
仕入れた話をエレナに伝える。
ミレンのこと、そのBFの
オルガのことなども。
この時点でカーリンは、
ルッツを殺害したのは
ミレナの恋人のオルグ
だろうと思っていた。
ミレナを探そうとする
エレンの電話がなる。
部下から、ミレナには
朝、迎えの車がきた。
立派なドイツの車で、
たくさんの荷物を
載せて行ったらしい。
車の持ち主は税理士の
メルクという話を聞く。
エレンはルッツの葬儀に
出席しているメレクの
部屋に行ってみる。
するとミレナがいるので
あった。
エレンはオレグのことや
ルッツのことなど、
カーリンに聞いたことを
彼女に質問した。
最後に税理士と仲が
いいのね？と話すと
彼女は認める。
彼からドイツで一緒に
暮らそうと、言われて
いると言う。
エレナは「メルクと
ルッツの事で何か知って
いるのに、隠し事をすると
あなたも刑務所行き
だからね」と釘を刺す。
すると彼女は「私は頼んで
いない。メレクが勝手に
やった」と白状した。
ルッツの殺害犯は、
まさかの税理士。しかも
彼は、相当ミレナに
のめり込んでいる様子。
（ミレナはほどほどだった）
しかもこの時、ルッツの家では
ルッツの葬儀をしていたため、
メルクには罵声が浴びせられた。
おそらくユリアは、
オルガを殺した。
見張りがいると自由に
なれないので、やむを
得なかったらしい。
そうしてユリアは外に出たが、
外にはカロルが居て、
ユリアを殺害したと思われる。
（警察犬がユリアの
居場所を探し当てた）
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